所在地 :753-0082 山口県山口市水の上町5-27
交通アクセス:山口駅からバスで15分 中国自動車道小郡ICから車で20分
洞春寺は毛利元就の菩提寺です。
この地には応永11年(1404年)大内盛見が天下泰平、家内繁栄の祈願所として建立した国清寺がありました。毛利氏が防長に移ってからは、毛利隆元の菩提寺となりましたが、後に元就の菩提寺となり洞春寺と称しました。
洞春寺本堂は、江戸時代に焼失して再建されましたが、山門は国清寺創建当時のものと言われています。
観音寺は大内義弘の子持盛が豊前国篠崎で戦死した後、菩提寺としたところです。観音寺は後に勝音寺と改まり、さらに毛利氏の時代になってからは大通院と称していました。堂は朽廃が著しかったのですが、大正4年に洞春寺境内に移建しました。
山門と観音堂は重要文化財の指定を受けています。