所在地:753-0093 山口県山口市大殿大路119
TEL: 083-922-1009
交通アクセス→:JR山口線「山口駅」からバスで5分
「県庁前」バス停から徒歩で10分
中国自動車道小郡ICから車で20分
龍福寺は山口市大殿大路にあり、本堂は桁行五間、梁間五間、一重の入母屋造り、檜皮葺の建物です。
寺伝によると、白石の地に大内満盛が創建した瑞雲寺という臨済宗の寺がありましたが、1454年に大内教弘が曹洞宗の龍福寺と改称し、大内義隆のとき、後奈良天皇に奏請して勅願寺とし、寺を再建しました。
しかし、その寺は大内氏滅亡のとき、兵火にかかって焼失。毛利氏が防長平定後、1557年(弘治3)に、毛利隆元が後奈良天皇の綸旨(りんじ)を頂いて、大内氏の館跡、すなわち現在の地に龍福寺を再建し、大内義隆の菩提寺としました。しかしこの龍福寺本堂は1881年(明治14)に焼失。現在の本堂は、明治16年氷上興隆寺の釈迦堂を移築したものです。